電網郊外散歩道

音楽、読書、コンピュータ、農作業などの記録。ブログ移転によりリンクが切れている場合は検索ボックスで調べてみてください。

2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

シューマン「交響的練習曲」を聴く

R.シューマンの「交響的練習曲」を初めて聞いたのは、おそらく学生時代だろうと思います。NHK-FM「大作曲家の時間」で、かなり長期間、R.シューマンを特集したことがありました。そのときのテーマ音楽が、この「交響的練習曲」の冒頭の旋律でした。シューマ…

藤沢周平のユーモア

1月26日は、藤沢周平の没後10年の命日にあたります。地元紙では、没後10年にあわせて、特集や企画を組んでいます。山形新聞では、ゆかりの人々が随想を寄せたり、山形師範の同級生だった良き理解者が寄稿したりしていますし、全国紙でも地方版のコラムなどに…

大江町の柳川温泉に入りソバを賞味する

暖冬で嬉しいのは、この季節になかなか行けない土地に足を伸ばし、季節の味を賞味することです。日曜の昼、妻とソバを食べに大江町の柳川温泉に行きました。車で県道27号線をずっと登っていきます。途中一箇所だけ、標識がなくわかりにくい分岐がありました…

デフォー『ロビンソン・クルーソー』を読む(2)

ダニエル・デフォーの『ロビンソン・クルーソー』物語、子どもの頃は漂着した無人島での生活を作り上げる様子が好きでした。 まず、住居の建設です。はじめは多くの物資を積み上げ、雨風をしのぐだけの帆布テント生活でしたが、海の見える台地の一角に住居を…

R.シューマン(リスト編曲)「君に捧ぐ」

珍しく、ピアノの小品です。ローベルト・シューマンの歌曲集「ミルテの花」は、恋人を熱烈に賛美する「君に捧ぐ」という曲で始まります。恋人とは、もちろん後にシューマン夫人になるクララ・ヴィークのこと。詩はリュッケルトのもので、 ■Widmung~君に捧ぐ…

なぜ飲み口が2種類あるのか

山形駅西口付近にあった水飲み場です。蛇口をひねると、上向きに水が出るタイプと、下に水が出て、手で受けて飲むタイプと、両方ついています。どうしてこんなむだなことを?と思うかもしれませんが、実は無駄ではありません。 子どもの頃、全盲の祖母の手を…

フリーペーパー「BUN2」が万年筆を特集

先日、行きつけの店で入手した文具関係のフリーペーパーBUN2(*)が、今号は万年筆を特集しています。セーラーのペンドクターとパイロットの蒔絵の高級万年筆を紹介するとともに、各社の関連する製品や文具店の店員のインタビュー記事などを掲載し、ちょっと面…

ジョージ・セルとシューマンの交響曲

ほぼ30年ぶりに再会し、通勤の車内で、自宅で、感激して聴いているセルとクリーヴランド管のCDに添付のリーフレットに、興味深い記事がありました。 ミッチェル・チャーリー氏の文を、野口剛夫氏が訳したもので、ジョージ・セルがその音楽人生の中で、一貫し…

世界大百科に「残業」という項目はない

先の朝日新聞土曜版"be"では、Wikipedia を取り上げて(*)おりました。簡潔な文と図の中に、要領よく解説をまとめておりました。さすがに全国紙! ところで、面白いもので、あれだけの項目数を誇る平凡社の世界大百科にも、なんと「残業」という項目はないの…

遠藤展子『父・藤沢周平との暮し』を読む

この1月26日が没後10年の節目にあたる藤沢周平の、長女展子さんによる回想本の2冊目です。藤沢周平の作品が好きで、作家の素顔を知りたいと思う人にとっては、またとない贈り物になっています。 構成は、次の五部からなっています。 (1) 男手ひとつ 父の奮闘…

お手ごろな新書のブックカバーがない

ジョージ・セルの指揮したクリーヴランド管によるシューマンの交響曲の正規録音を何度も聴いておりますが、やっぱりよろしいですなぁ。 さて、文庫本サイズのブックカバーはずいぶん集まって、実際、便利に使っています。 (1) 新潮文庫のパンダ、しおりがあ…

シューマンの交響曲第2番を聴く

先日、出先で偶然に見つけて即決・購入した、ジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団によるシューマンの交響曲を聴いています。響きが整えられ、きりりとひきしまった第1番「春」の見事さや、第3番「ライン」のスケールの大きさなど、長く念願して来た正…

文房具のことニ題

この冬から再び使いはじめた薄型のシステム手帳(*)、なかなか便利です。太径リングのバイブルサイズを愛用していた20年前は、リフィルをたくさん保存し携帯するために、できるだけ紙質が薄いものを選んでいました。ところが、最近はたと気がついたことがあり…

可処分所得と可処分時間、そのほかに必要なものは

若い時代は、可処分所得が少なく、可処分時間はたいへんに多かったように思います。手帳のスケジュールらんはいつも真っ白で、バレンタインデーもほとんど無縁だったような(^_^;)>poripori 子育て真っ最中の頃は、可処分所得も可処分時間も少なく、たいへん…

デフォー『ロビンソン・クルーソー』を読む(1)

この本は、子ども向けの世界文学全集か何かの一冊を、おそらく小学生か中学生の頃に読んだのだと思います。難破し、孤独な無人島での生活を築き上げる営為が、むしろ魅力的に思えたものでした。 初めて家を離れた学生時代に、文庫本で読み返したとき、子ども…

ビゼー「アルルの女」組曲を聴く

図書館で借りて来た『トップランナー』に、サキソフォン奏者の須川展也さんが出ており、たいへん興味深く読みました。 実は、だいぶ前に須川さんのリサイタルを聴く機会があり、サキソフォンの素晴らしい音色に、うっとりとなったことがあります。サキソフォ…

暖冬少雪の思わぬ影響

例年にない暖冬少雪の今冬、各地の自治体では除雪費が例年実績の半分以下で、余りそうだといいます。昨年の豪雪では、特別予算を組んでしのいだだけに、自治体の予算関係者はホクホク顔でしょう。 ところが、暖冬少雪を喜ばない人もいます。その代表が、毎年…

手造り「かりん糖」を買いに上山へ

先日、知人にいただいた手造り「かりん糖」がたいへんおいしかったので、上山市の利久堂を訪ねました。ところが、あいにく日曜日はお休みとのことで、お店は閉まっていました。残念がっていると、近所の人に「上山城に行けば、売ってるよ!」と教えてもらい…

『小説家を見つけたら』を読む(2)

本来はこういう文庫を手にすることはなかったであろうに、某ブックオフで105円という値段とショーン・コネリーの顔につられて、ついでにDVDまで購入したJ.W.エリソン著『小説家を見つけたら』(石川順子訳、ソニー・マガジンズ文庫)。先日(*)の続きです。 物…

ブルックナー「交響曲第8番」を聞く

激務の一週間を終えて、ようやく迎えた週末、好きな音楽を充分に聴くことができない鬱憤を存分に晴らそうと、ブルックナーの交響曲第8番を聴きました。演奏は、ジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団。1969年10月に、クリーヴランドでアナログ録音された…

雪が降ってきました

今週は、なんとも激しい一週間でした。ようやく週末になり、自宅でほっとしています。今までの、好きな音楽を心ゆくまで聴けないという鬱憤を払拭するべく、ブルックナーの交響曲第8番を聴いています。ジョージ・セル指揮クリーヴランド管の演奏です。 さて…

『小説家を見つけたら』を読む(1)

本来はこういう文庫を手にすることはなかったであろうに、某ブックオフで105円という値段とショーン・コネリーの顔につられて読みました。ついでにDVDまで購入。J.W.エリソン作の『小説家を見つけたら』(原題"Finding Forester")を読みました。 ニューヨーク…

投稿原稿が・・・

連日、遅い帰宅が続いており、いささかくたびれています。今朝はまた、せっかくの投稿原稿が、パーになる事件が発生しました。 いつもは、自宅のLinux機からの投稿が多いのですが、今朝はたまたまプレゼン用のモバイル・ノートパソコンからインターネットに…

ニッサン・ラティオの燃料消費率データは

先日来、冬タイヤで走っている新車のニッサン・ラティオ、先頃、満タンに給油したので、燃料消費率を計算してみました。その結果、15.4km/lという結果が出ました。雪が降らないのでほとんど渋滞がないとはいうものの、1.1tの1500cc車がスタッドレス・タイヤ…

ブラームス「クラリネット五重奏曲」を聞く

一度は引退を決意した、ブラームス最晩年に作曲された、クラリネット五重奏曲を聴きました。例の、ミュールフェルトという名奏者に出会って一気に創作意欲が高まった、という、モーツァルトと同様のエピソードを持つ音楽です。 演奏は、ウィーン室内合奏団。…

プリンタを複合機に交換する

1997年に購入し、10年ほど使ったパーソナル型レーザー・プリンタ、CANON の LBP-310 が故障して、ついに真っ黒になって出てくるようになりました。制御する基盤が壊れたかな? このプリンタ、実によく使いました。最初に使ったのが FM-TOWNS で Windows3.1 …

新田次郎『武田三代』を読む

文春文庫で、新田次郎著『武田三代』を読みました。もう20年以上前に、同氏の『武田信玄』を読んでおり、今またNHKの大河ドラマ『風林火山』を2回ほど続けて見ましたので、武田信虎や信玄と勝頼、あるいは山本勘助について、興味再燃というわけです。 「信虎…

「ウィーンの森の物語~ヨハン・シュトラウス ワルツ&ポルカ集」を聞く

今週は、通勤の音楽に、カラヤンとベルリン・フィルのコンビで、ヨハン・シュトラウスの「ウィンナ・ワルツ&ポルカ集」を聞きました。もう、豪華絢爛という表現がぴったりくる、それはそれはリッチな演奏です。 曲目は次のとおり。 (1)ワルツ「ウィーンの森…

備忘メモ~おいしい「かりん糖」

先日、知人からいただいた「かりん糖」がとてもおいしかったので、後日、散歩がてらでかけて購入してきたいと思います。忘れないように、備忘メモ。 かみのやま温泉銘菓、利久堂の手造り「かりん糖」 ■上山市新丁7-12、お菓子司、利久堂、0236-72-0324 雪が…

藤沢周平『よろずや平四郎活人剣』(下)を読む

文春文庫で、藤沢周平の『よろずや平四郎活人剣』の下巻を一気に読みました。 下巻の最初は、商家の若旦那のあほさ加減が際立つ「消えた娘」から始まりますが、平四郎の周囲の人間の中でも、とくに北見十蔵が苦労人で、いい男ですねぇ。詐欺漢・明石半太夫の…