電網郊外散歩道

音楽、読書、コンピュータ、農作業などの記録。ブログ移転によりリンクが切れている場合は検索ボックスで調べてみてください。

2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

童門冬ニ『小説 上杉鷹山』(下)を読む

ゴールデンウィークがスタートし、東北の春も今年は桜と共に楽しむことができます。休日を利用し、童門冬ニ著『小説 上杉鷹山』(下巻)を読みました。 七人の重臣たちのクーデター未遂事件の処断が終わり、下巻の始まりは藩校・興譲館を再興する話からだ。ど…

ベートーヴェン「ピアノ協奏曲第3番」を聞く

温泉にて宴会の翌日、帰宅してから爽やかな午前中に昼寝をした。実に気持ちがいい。午後から、ベートーヴェンの「ピアノ協奏曲第3番」ハ短調、Op.37を聞いた。演奏は、レオン・フライシャー(Pf)、ジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団。1961年4月14日、…

遅かろうと早かろうと爛漫の春

例年にない寒さで開花が遅れた桜もようやく満開となり、爛漫の春です。桜並木の花のトンネルの下に咲く椿を見つけました。写真のとおり、ピンクの桜の中に、強く存在を主張するかのような硬質の葉の緑と真紅の椿の花です。人知れず咲いている風景に思わず見…

童門冬ニ『小説 上杉鷹山』(上)を読む

職場の同僚の子息がこの春に米沢興譲館高校に入学したという。入学式での校長の式辞が、上杉鷹山が細井平州を招き、藩校・興譲館を再興した場面を紹介し、「少し難しい話だったかもしれない。だが、若い人には少し難しい位でちょうど良い。難しいことに挑戦…

うす墨の普及について

先日、ある葬儀への香典を取りまとめる機会があり、驚いたことが一つある。それは、うす墨の普及だ。慶事については黒々とした墨字でよいが、弔事にはうす墨を用いることがある、という程度の認識しかなかったが、ほとんどがうす墨を用いており、びっくりし…

時間の使い方

子どもが家を離れ、平均年齢がぐっと高くなった我が家。私の通勤距離が短くなり、帰宅時間も早くなったおかげで、なんだか全体的に夜が早くなりました。夕食後の時間も比較的ゆとりがあるためか、少しずつ本も読めますし、夜10時になるともう寝ています。そ…

最後のリンゴでアップルパイ

一冬を過ごした「ふじ」リンゴ、さすがに春の陽気と共にいたんで来る。もったいないので、最後のリンゴを使って妻にアップルパイを焼いてもらった。おいしくできたので、写真をとろうとデジカメを取りに行っている間に、なんだか小さくなっている。あれ、お…

この風景

山形県村山盆地中部の白水川堤防に、かなりの長さにわたって桜並木がある。桜が満開となった時期には、赤提灯もライトアップもない、自然のままのこの風景は見事なもので、お気に入りの散歩ポイントだ。残念ながら、今年はまだ桜前線がここまで北上していな…

宮城谷昌光『孟嘗君』第5巻を読む

宮城谷昌光著『孟嘗君』第5巻をようやく読了しました。2004年の秋に初めて読んで以来、昨年同時期に再読、今回で三読。あらすじだけでなく、内容のほうもだいぶ楽しめるようになりました。 ○ 「海大魚」の章では、洛芭を忘れられない田文が、父田嬰の命令に…

フルネ「オネゲル作品集」を聞く

ひさびさに陽光ふりそそぐ休日の朝、早起きしてコーヒーをいれ、音量ひかえめに音楽CDを聞きました。ジャン・フルネ指揮オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団による「オネゲル作品集」(DENON COCO-70425)です。 私はオネゲルの深刻な交響曲第3番を好んで聞…

カラスが巣作り~ヒナがいるのかな?

写真中央部、樹陰に見えるのはカラスの巣です。望遠とデジタルズームで撮影していますので、あまりはっきりしていませんが、親ガラスが一羽、じっとしています。もしかしたら、卵があるのかもしれません。それとも、ヒナがいるのかな?葉の陰になるとはいえ…

梅は咲いたか、桜はまだかいな

南の地方ではすでに葉桜でしょうが、当地ではようやく花便りが聞かれるようになったこのごろ、「梅は咲いたか、桜はまだかいな」と問いたくなる季節です。我が家の梅もようやくちらほらと咲き出しました。桜もお花見に適した時期までにはあと数日かかりそう…

ネット配信が増えたら音楽CDの生産が増加した

音楽のネット配信が増えたら、音楽CDやDVDの生産量が増えたと言う。ネット配信で親しんだ音楽を、CDやDVDで手にしたいと思う人は結構な数がいる、ということだろう。たとえば、荒川静香選手が金メダルを取った「トゥーランドット」の音楽を、解説書のついたC…

なぜ高校生は田舎を嫌うようになるのか

新聞に、ある調査結果が掲載されていた。小学生と高校生の地域に対する意識の差を対比したものだ。 小学生は、社会科の勉強で地域のことを学習する。どんなお店があり、どんな工夫をしているか、実際に見学したりして、いろいろと調べる。だから、小学生は地…

宮城谷昌光『孟嘗君』第4巻を読む

桜前線はもう福島県と山形県の県境あたりまで来ていると思いますが、開花を前に気温の方はやや足踏み状態です。昨日今日と家内も風邪気味で、終日自宅で過ごしました。こうなると、読書もはかどります。『孟嘗君』第4巻を読み終えました。 「それぞれの道」…

担当者とサンプルデータ

朝日新聞の土曜版"be"には、ときどき興味深い記事が掲載されるので、楽しみにしている。昨年の12月3日付けでは、「あなたもうっかり漏らすかもしれない」というサブタイトルつきで、「個人情報取り扱い注意」という記事が掲載された。この中で、興味深かった…

宮城谷昌光『孟嘗君』第3巻を読む

講談社文庫で、宮城谷昌光『孟嘗君』を再び読み始めた。今日、第三巻を読了。このWEBLOGによれば、ちょうど1年前の4月に、第2巻の記事を投稿(*)し第3巻について書こうとしたら、サーバがこみ合って記事が消失したことがわかる。最近はゴールデンタイムを避け…

メルカダンテ「フルート協奏曲 ホ短調」を聞く

通勤時間が短くなり、生活にはたいへんゆとりが生じたが、通勤の音楽を楽しむ時間は半減した。この一週間、ずっとサヴェリオ・メルカダンテの「フルート協奏曲集」を聞いてきたが、通勤時間にはこのくらい一曲の長さがちょうどよい位だ。 サヴェリオ・メルカ…

職場の歓迎会

昨夜、職場の歓迎会がありまして、楽しく過ごしました。会場は蔵の二階。フローリングの床に座蒲団で、なかなかおしゃれです。店内にはジャズヴォーカルが静かに流れ、たいへん雰囲気もよろしい。とても気に入りました。 酒量はあまり上がらず、しかしメンバ…

美しい夕焼け

日が長くなり、帰宅時にもまだ明るい。今日は、美しい夕焼けを見ることができた。岩波新書で『詩の中に目ざめる日本』という詩集があったが、その中の「なんと美しい夕焼けだろう」という一節を思い出す。たしか、茨木のり子さんだったか。若い詩人の、孤独…

シューベルト「ヴァイオリンのためのソナチネ第1番」を聞く

今日聞いているのは、シューベルトのピアノとヴァイオリンのための「ソナチネ第1番ニ長調作品137-1」だ。CDは、ディアゴスティーニのCDつき雑誌の付録で、バンベルク・デュオとの表記がある。この表記がどこまで信用できるのかわからないが、冒頭、ピアノと…

カスピ海ヨーグルトの冬越し

ようやく寒さもやわらぎ、日中は春らしい陽気に近付いてきた。ほぼ十年ちかく培養し続けている自家製ヨーグルト、今年もなんとか冬越しできて、ほっとしている。 常温で増殖する乳酸菌が主体の、いわゆる「カスピ海ヨーグルト」だが、さすがに真冬には増殖速…

ドヴォルザーク交響曲第9番「新世界より」を聞く

夕べ遅くコーヒーを飲んだら、なんだか目が冴えて眠れず、寝不足気味です。おかげで今朝の道路清掃ボランティアも、早朝にもかかわらずしっかりと間に合いました。 今日は、道路にかかる樹木の枝を切り取る作業が中心でした。路地にかぶさる杉の木の上部から…

書棚を整理し、雑誌を処分する

午前中、娘の嫁ぎ先の両親が訪ねて来ているとのことで、夫婦でご機嫌伺いに出かけ、お昼を御馳走になってきた。メニューは富山の鱒ずしと山梨の忍野のうどんで、鱒ずしのほうは出張や登山などの際に駅弁で食べたことがある。山梨のうどんは初めてで、細いけ…

部屋が片付かない!

最近、本があふれてきました。書棚の中身は少しずつ入れ替えてはいるのですが、取り出すよりも増えるスピードが速く、追いつきません。これは、やはり抜本的な対策が必要なのでしょうか。しかし、本棚等を増やしてスペースを狭めたくはない。う~む、どうし…

ルービンシュタインのシューマン「幻想小曲集」を聞く

子どもの大学の入学式に便乗して敢行した熟年夫婦の東京旅行の数少ない成果(?)の1つである、アルトゥール・ルービンシュタイン(Pf)によるシューマンのピアノ作品、「謝肉祭、幻想小曲集」のCD(BMG BVCC-35076)を聞いています。先週から休みなしの生活でした…

春の交通安全運動が始まる

朝、寒い寒いと思ったら、雪がちらちら舞っていた。CDでメルカダンテのフルート協奏曲を聞きながら出勤すると、道路脇にやけにカラフルなウィンドブレーカーの列が目に付いた。そうだ、今日から交通安全運動が始まったのだった。 黄緑色のウィンドブレーカー…

山本周五郎『ながい坂』下巻を読む

三浦主水正を暗殺するために、五人の刺客が来ると言う。新藩主擁立を狙う一派の策動に、城代家老の交替と堰堤工事の中止が決まり、主水正はななえと赤子を連れて、百姓として身を隠す。襲撃を乗り越え、開墾地でじっと身をひそめている間にも、流産したなな…

山本周五郎『ながい坂』上巻を読む

8歳の時に父親とともに釣りに行く途中、いつもの小道にある橋が壊されていた。それを誰も咎めるものがいない。理不尽ではないか。偶然に目撃した藩の抗争事件についても、口をつぐみ誰も何も語らない。この現実を正したい、そう決意した阿部小三郎は、学問と…

シューマン「弦楽四重奏曲第3番」を聞く

大都市には大都市の良さがあるけれど、田舎に戻ってくるとほっとする。休日を全部費しての東京滞在を終え、昨日から再び仕事の日々が始まった。まだ慣れないためか緊張感が強く、いらぬ神経を使う。帰宅してから、R.シューマンの「弦楽四重奏曲第三番イ長調…