-平岩弓技
文春文庫で、平岩弓枝著『御宿かわせみ』シリーズ第33巻、『小判商人』を読みました。麻太郎と源太郎のコンビが冒険をする話が中心で、新たな展開が始まったようです。 第1話:「稲荷橋の飴屋」。お吉の姉が少女を連れてきます。田舎丸出しですが、明るく善良…
二年ぶりの平岩弓枝、しかも、六年ぶりの『御宿かわせみ』シリーズです。文春文庫で、第31巻『江戸の精霊流し』を読みました。例によって、あまり真面目でない感想です(^o^;)>poripori 第1話:「夜鷹そばや五郎八」。夜鷹の元締と公儀直参の武士との接点に、…
講談社文庫で、平岩弓枝著『はやぶさ新八御用帳』シリーズ第10巻「幽霊屋敷の女」を読みました。これで、「御用帳」シリーズ既刊の文庫は全部読み終えたことになるのでしょうか。著者の持ち味である安定感、言い換えるとマンネリズムを感じさせない手腕が、…
講談社文庫で、平岩弓枝著『はやぶさ新八御用帳』シリーズ第9巻、「王子稲荷の女」を読みました。四年前に一度読んでいたのですが、地球に帰還した「はやぶさ」のニュースに、「そういえば『はやぶさ新八』シリーズが途中だったな」と思い出した、というのは…
ずいぶん久しぶりに、平岩弓枝著『はやぶさ新八御用帳』第8巻「春怨 根津権現」を読みました。今から四年前、このシリーズを読んでいた頃からみると、我が家の家族の状況は大きく様変わりしておりますが、はやぶさ新八氏はまったく変わっておりません(^o^)/ …
『御宿かわせみ』シリーズの作者、平岩弓枝さんの作品を、前回の単身赴任の頃に読み始め、たまたま同じペースで読んでいたブログ仲間の方と感想を交換しあいながら、30巻も続く物語を読んでいました。ほかにも、田沼意次を優れた政治家として描いた作品など…
東京駅ブックガーデンで購入し、ホテルで読んだ本です。 冬と暗黒の国・根の国に捕えられた少年楽士・真比呂を救うため、トラネコの化身である寅麿とともに、藤原道長が旅をします。この物語の下敷きは、日本霊異記か聊斎志異か。いやいや、実はモーツァルト…
ここしばらく、寝る前に平岩弓枝さんの『はやぶさ新八御用帳』(第7巻)「寒椿の寺」を読んでいました。秋から冬にかけてのお話で、季節感はややずれていますが、順番ですから仕方がありません。せめて、写真だけでも涼し~いものを・・・ 第1話「吉原大門の殺…
平岩弓技さんの『はやぶさ新八』シリーズでは、主人公はやぶさ新八氏は、お鯉さんはじめ、新妻の郁江さん、小かんなど、実に多くの女性に心を寄せられます。なぜにあれほどモテモテなのでしょうか。 先日、その理由に思い当たるものがありました。平岩弓枝さ…
平岩弓枝さんの『はやぶさ新八御用帳』シリーズ、第6巻と第10巻を見つけ、まずは6巻を読みました。郊外型書店ではこの手の文庫の回転が早いようで、シリーズがそろっていることが少ないように思います。 第1話「江ノ島弁財天まいり」、湯島界隈の弁天講で江…
出張の空き時間に読んだ本。田沼意次は「いい人」だった、という想定の物語は少ないと思っていましたが、意外にあるのかもしれません。池波正太郎の『剣客商売』もそうでしたし、新潮文庫版の平岩弓技著『魚の棲む城』は、ずばりデキる男・田沼意次を描いて…
出張先で読み終えました、第5巻。今度の宿泊先は、ネットワーク環境が一応整っており、家族へのメールさえも可能です。昔はノートパソコンとポケットモデムを持参し、ISDN電話機に挿入したテレホンカードの度数を気にしながら、パソコン通信でメールしたもの…
講談社文庫で、平岩弓技著『はやぶさ新八御用帳』第4巻、「鬼勘の娘」を読みました。 第1話「箱根七湯」、根岸肥前守に奉公するようになって、お鯉さんはずいぶん落ち着いたようです。行方知れずの武士を探して箱根まで来た新八郎、あやうく遭難しかけます。…
『はやぶさ新八』シリーズ、この巻から短編集になるようです。作者が多忙で、構想が追い付かないのでしょうか。 「江戸の竜巻」、勘定吟味役の岡松家跡継ぎ息子が病死し、かつて女中に産ませた双子のうち出来の良い方を養子にと望むが、なんとも想像力のない…
平岩弓技さんの『はやぶさ新八御用帳』シリーズ第2巻、「江戸の海賊」を読みました。第1巻に続き、一冊全部で謎解きをする推理仕立ての中編時代物です。 最初に登場する人物が、町奉行所の本所方同心の高丸龍平、話す内容が緋桜小町ことお小夜の噂話です。深…
先に『御用旅』から読んでしまった『はやぶさ新八』シリーズ、あらためて物語の発端となる第1巻「大奥の恋人」を読みました。『御用旅』ではしきりに妻の郁江さんを思い出す隼新八郎氏、実はちょっと事情が違っていました。 お鯉は15の年から新八郎の屋敷に…
江戸町奉行・根岸肥前守鎮衛の内与力、隼新八郎は、出張先の京都で別の任務を与えられます。それは、朝廷の経費を担当する御所役人の不正を証拠立てることでした。女官の雪路と京都町奉行所の同心・土屋兵介と探索を続けるが、ことごとく埒が明かない。新八…
平岩弓枝さんの作品、文庫版『御宿かわせみ』シリーズは全部読んでしまったので、講談社文庫の『はやぶさ新八』シリーズを読んでみようかと思いましたが、『御用帳』と『御用旅』と別シリーズなのですね。『御用帳』の方を先に読むべきだったと後で気づいた…
文庫本になったシリーズは全30巻、みな読んでしまったので、先日図書館で見つけた単行本の『御宿かわせみ・十三歳の仲人』を借りてきた。例によって1冊あたり8話の割で短編が収録されており、全体として連続するシリーズとなっている。 第1話「十八年目の春…
今年最後の宿題となっちゃったなぁ。でも、ようやく読み終えました。 第1話「鬼女の花摘み」、2人の子どもがありながら男に狂った母親の話。現代にもよくある話ではないですか。それにしても、麻太郎・源太郎・花世は、心優しい名トリオですね。 第2話「浅草…
青い海を行く和船の上をウミネコが飛び交う。文庫版の表紙は、明るく初春らしく見事です。カバー・デザインは蓬田やすひろ氏となっています。 第1話「宮戸川の夕景」、いや、すさまじいものですね、死体のオンパレード。 第2話「初春弁才船」、上方から物資…
平岩弓枝さんの『御宿かわせみ』シリーズ、いよいよ第28巻になりました。文庫本で残るはあと二冊のみ。もうすぐ読みきってしまうのがちょっと残念です。と思いながら、また一方では、今年中に読みきる算段をしている今日この頃。 第1話「江戸の植木市」、植…
第1話「三婆」、宝くじがあたると、疑心暗鬼が起こるんですよ、これは洋の東西、また時代を問わないようで。 第2話「鬼ごっこ」、むかし母親に投げつけた言葉が、どれほど母の心を切り裂いたか、同じような年齢になってよくわかる。親の不幸の上で子どもは幸…
東吾とるいを取り巻く人々の長い長い物語、ついに第26巻に到達。 第1話は、「老いの坂道」といささかドキッとする題名。内容も、「わしでなくては」と意気盛んな老いた元同心が引き起こす困ったチャンの物語。なんとなくどこにでもありそうな話だ。隠居は隠…
第1話「冬鳥の恋」、るいが神林家に歳暮の挨拶に行き、養子となった麻太郎と初めて対面する。巷では神林通之進が外に作った子らしいとの噂がもっぱらだが、東吾とるいの間の娘・千春と縁組させる心積もりかという憶測には心が揺らぐ。事件のほうも、兄妹とは…
熱ニモマケズ、咳ニモマケズ、喉ノ痛ミヤ鼻水ニモマケズ、アマリ頑強デナイ体ヲイタワリナガラ、寝床の中で平岩弓枝の『御宿かわせみ24・春の高瀬舟』を読みました。 第1話「春の雨」、あな恐ろし他人事ではない老害編。しかし、東吾の息子が身近にいたら、…
平岩弓枝の『御宿かわせみ』シリーズ、いよいよ佳境に入ってまいりました。だいぶ前に、著者の「るいさんいじめ」を予想しましたが、はたしてどうか? 第1話「虹のおもかげ」、東吾の「隠し子(?)」登場。今ならDNA判定で決着がつきますが、同心の家の相続争…
なんだか連載シリーズのようになってきたが、『御宿かわせみ』22巻を読んだ。 第1話「横浜から出てきた男」、秋のお彼岸にるいの家の墓参に行き、生き別れた姉を探す川崎屋利兵衛という商人と出会う。手がかりと頼った柏屋は、手のひらを返したように親切に…
第1話「独楽と羽子板」、「かわせみ」に泊まった客をあやうく盗人夫婦と勘違いするところだった。あぶないあぶない。客商売ですからね。第2話「柿の木の下」は、乱暴者のために若死にした兄の仇をとる娘の話。その昔、祖父に「桜折る馬鹿、柿折らぬ馬鹿」と…
夜の宴席のために、昨日はマイカー通勤ではなく電車を利用。休日、電車はあまり混雑せず、座って本を読めるのがありがたい。平岩弓枝著『御宿かわせみ20・お吉の茶碗』を読む。 第1話「花嫁の仇討」は、金目当てで仲人をする不誠実な医者に、なんとかして仇…