電網郊外散歩道

音楽、読書、コンピュータ、農作業などの記録。ブログ移転によりリンクが切れている場合は検索ボックスで調べてみてください。

2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

オーディオ製品カタログに時代を見る

ようやく晴れた休日、せっせと雪囲いをしました。老母はせっせと漬物を仕込み、ネギを土中に埋め、冬支度に追われております。午後から書棚の最上段の整理をしたところ、昔のカタログがごっそりと出てきました。前にも一部掲載(*)したことがありますが、アナ…

購読をやめてわかったパソコン雑誌の役割

一時は雨後の筍のように乱立していたパソコン雑誌ですが、今は休刊廃刊が相次ぎ、すっかり様変わりです。当方も、ずいぶんいろいろなパソコン雑誌を定期購読しました。ざっと思い出すだけでも、 (1)アサヒパソコン (2)月間ASCII (3)季刊Networker~月刊Netwo…

モーツァルト「ピアノ協奏曲第27番」を聴く

モーツァルトが作曲した最後のピアノ協奏曲らしい、第27番変ロ長調K.595は、年齢と経験を積み重ねるほど、巨大で複雑でスゴイ作品を作れる(作る)ようになる、というようなイメージとは随分遠いところにある作品のように思います。変なたとえですが、「巨人の…

暖房について

冬季間、暖房なしでは過ごせない当地では、様々な暖房を使います。昔は、薪の他に木炭や石炭などが熱源で、火鉢やダルマストーブなどが主な暖房でした。それが次第に石油ストーブに移行し、今はFF式や温風式のファンヒーターが中心です。 当方のアパートでは…

ある日のお弁当

当方、ほぼ毎日お弁当を作って持参しております。職場の同僚からは、当初、呆れられたり感心されたりといった反応でしたが、しばらくしたら見慣れたようで、ごくふつうの日常になりました。たまに出前のラーメンなどを食べると、やけに美味しく感じますが、…

佐伯泰英『朔風ノ岸~居眠り磐音江戸双紙(8)』を読む

佐伯泰英著『居眠り磐音江戸双紙』シリーズ、第1巻の迫力に思わず魅せられて読みはじめ、第4巻で呆れてやめようかと思ったものの、中居半蔵さんの物産プロジェクトが気になり、ここまで来ました。とうとう第8巻『朔風ノ岸』です。岸と言うからには船が着く話…

シューベルトの時代の冬の旅は

シューベルトの歌曲集「冬の旅」は、恋に破れた若者が、失意のうちに冬の荒野をさすらう話ですが、親しみやすく苦さの中にほんのり甘さもある音楽に、つい温暖な地の放浪を連想してしまいがちです。でも、シューベルトの時代の冬の旅は、実際はどんな風だっ…

カサドシュとセルによるモーツァルトのピアノ協奏曲のLPで指揮者はどう扱われていたか

私の手元に、1枚のLPがあります。1963年初発の、日本コロムビア OS-270 というレコードです。内容は、ロベール・カサドシュ(Pf)、ジョージ・セル指揮コロムビア交響楽団による演奏です。見開きのダブルジャケットの中に、3ページにわたるライナーノートがあ…

雪道の運転

例年にない連日の雪降りです。冬タイヤの交換は済ませておりましたので、慌てはしなかったのですが、雪道の運転はまだ早いんじゃないかと、職場でもひとしきり話題になりました。単身赴任の住まいからとは違い、通勤距離の長い御仁などは、朝早く出発するた…

諸田玲子『狐狸の恋~お鳥見女房(4)』を読む

新潮文庫で、諸田玲子著『お鳥見女房』シリーズ第4巻『狐狸の恋』を読みました。なんともすごい題名です。キツネとタヌキの恋ですから、つい化かしあいを連想してしまいますが、もちろんそんな内容ではありません。 第1話「この母にして」。地味な存在だった…

シューマン「リーダークライス」Op.24を聴く

昨日は、今の季節としてはびっくりするほどの雪が降り続きました。幸い、先の連休にタイヤ交換を済ませておりましたので、通勤にも支障はなく、単身赴任のアパートと職場とを往復しております。 最近の通勤の音楽は、季節感に全く合わない、シューマンの歌曲…

本を読む速さと記事を書く速さ

面白い本を初めて読むときは、ただひたすらに読みふけり、そのスピード感に酔うようなところがあります。一冊を読み終わって、感想をまとめ反芻し、記事として投稿する手間をかけるよりも、次の巻が待ちきれない、といったケースもあります。私の場合、読む…

レイモンド・チャンドラー『さらば愛しき女よ』を読む

ハヤカワ・ミステリ文庫で、レイモンド・チャンドラーの『さらば愛しき女よ』を読みました。前に読んだ『長いお別れ』が1953年の作品で、本作は1940年のものです。舞台はロサンジェルス。主人公の私立探偵フィリップ・マーロウは、セントラル街の博奕場で、1…

山響スクリーン・ミュージック・コンサートを聴く

11月16日の日曜日は、午前中に諸々の用件を済ませ、午後から山形県郷土館「文翔館」特別企画展「五百沢智也が描くふるさとの山々」を見学、原画の細密さと拡大複製した展示のダイナミックさにうたれ、その足で県民会館へまわりました。山響スクリーン・ミュ…

紅葉の山寺

先日、所用があって山寺に行き、ついでに景色を眺めました。11月中旬、本堂から奥の院にかけて、紅葉もそろそろ終わりです。 山寺(*)は、今から1200年ほど前に、慈覚大師が開いたという天台宗の古刹です。正式名は宝珠山立石寺。でも、実際は芭蕉の句と風景…

佐伯泰英『狐火ノ杜~居眠り磐音江戸双紙(7)』を読む

このシリーズ、NHK-TVで土曜時代劇として放送中ですが、私が読んでいるのは、実は前回放送シリーズ「陽炎ノ辻」のようで、今の番組はずっと先の方をドラマ化しているらしいです。それなら下手に見ない方が、などと思案しているうちに、もうすぐ放送も終了す…

クラゲが光る話

藤沢周平の故郷、山形県鶴岡市に、日本海に面して、鶴岡市立加茂水族館(*1)という小さな水族館があります。ここは、大都市の大規模な水族館とは違い、ごくこじんまりとした建物です。内陸に住む私なども、小学校や子供会の遠足などで、何度も見学しています…

週末の楽しみは、山響スクリーン・ミュージック・コンサート

この週末の楽しみは、山響スクリーン・ミュージック・コンサートです。いつもの純クラシックの定期演奏会とは異なり、映画で使われたクラシック音楽や、映画の中の音楽を山形交響楽団が演奏します。たぶん、スクールコンサートなどでは取り上げることもある…

2009年のシステム手帳用マンスリー・リフィルを購入する

毎年11月になると、来年の手帳を準備することにしています。先日、休日に孫が遊びに来ましたので、車で山形空港に遊びに連れて行き、ついでに文具店でシステム手帳用の2009年マンスリー・リフィルを購入してきました。BindexのNo.041という見開き一ヶ月タイ…

ドヴォルザーク「交響曲第7番」を聴く

このところ霧が出やすく、一時的に晴れ間が出ても、すぐにどんよりと曇った暗鬱なお天気に変わってしまいます。晩秋の郊外路を走る通勤の音楽は、ずっとドヴォルザークの交響曲第7番、あのドヴォルザークらしからぬ暗~い音楽を聴いておりました。グラモフォ…

小型ノートと記事スクラップ

備忘録ノートを、セカンドバッグに入る大きさのB6判に変更したとき、問題になったのは新聞等の記事のスクラップの扱いでした。今まで、B5判やA4判の大学ノートを使っていたときには、そのまま貼り付けていればよかったのですが、小型サイズになると、そのま…

佐伯泰英『雨降ノ山~居眠り磐音江戸双紙(6)』を読む

双葉文庫の佐伯泰英著『居眠り磐音江戸双紙』シリーズ第6巻、『雨降ノ山』を読みました。今回は、今津屋の内儀のお艶が病死するまでを中心とする物語です。 第1章「隅田川花火船」。長屋に居ついたあだっぽい女を助けたばかりに降りかかってきた女難ですが、…

諸田玲子『鷹姫さま~お鳥見女房(3)』を読む

新潮文庫で、諸田玲子さんの『お鳥見女房』シリーズ第3作、『鷹姫さま』を読みました。前作からはほぼ1ヶ月ぶりになります。 第1話「雪夜の客」。雪の夜、白装束の女が隣家を訪ね、ほどなくさまよい出て倒れます。放ってはおけず、珠世さんは息子とともに家…

料理のできる男性は

「BuzinessMedia誠」のこの記事(*)によりますと、「もはや料理をする男性は当り前」なのだそうで、年に数回という人も含めると、実に84%の男性が、料理をしているのだとか。単身赴任の私のように「ほぼ毎日」が10%、「週に4~5日」が17%、あわせて27%の…

モーツァルトのピアノ協奏曲第26番「戴冠式」を聴く

まだ若い高校生の頃、モーツァルトのピアノ協奏曲は、眠くなる音楽の筆頭でした。ピアノの低音の迫力も、オーケストラの怒涛の咆哮もなく、ひたすらコロコロと鍵盤に戯れるような音楽が、どうも物足りなくて、それに標題もないし(^o^)/ いつ頃からでしょうか…

伝統の力

親戚の叔母さんが歌集を出したとのことで、送っていただきました。数十年の精進の成果をまとめて自費出版したもので、夫君である叔父さんの油絵を表紙に飾り、選も序文も短歌の師匠のものだそうです。きっと、師匠は叔母さんの人柄をよく見ておられるのでし…

行事等の挨拶について

ある程度の年齢になると、プライベートに、あるいは地域の行事等で、挨拶を頼まれることがあります。挨拶というのは不思議なもので、行事の雰囲気を方向づけることがあります。長々とした挨拶は参会者の集中力をそぐことになりますし、短く上手な挨拶は会の…

佐伯泰英『龍天ノ門~居眠り磐音江戸双紙(5)』を読む

双葉文庫で、佐伯泰英著『龍天ノ門~居眠り磐音江戸双紙(5)』を読みました。前巻では、悲劇のヒロイン奈緒さんが余儀なく身売りをし、あちこち転売されるうちに値千両を超えるという、手の届かぬ遊女となるお話でした。本巻では、ようやく江戸に戻った正月か…

エルガー「序奏とアレグロ」を聴く

通勤の音楽、最近はエルガーの音楽を繰り返し聴いております。単身赴任アパートから職場まで、郊外路を車で通勤しておりますが、途中にまったく渋滞もなく、エルガーの音楽を聴いているうちに到着。ありがたい限りです。 とくに熱心に聴いているのが、晩秋の…

新潮文庫のブックカバーが届く

先に新潮文庫の愛読者サービスに応募しておりましたが、このほどようやくブックカバーが届きました。写真のとおり、色は白色で、しおり紐がつき、なかなかていねいな仕上がりで、たいへん気に入りました。新潮文庫のブックカバーは、以前にも黒色のものを入…