電網郊外散歩道

音楽、読書、コンピュータ、農作業などの記録。ブログ移転によりリンクが切れている場合は検索ボックスで調べてみてください。

2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

モーツァルト「ピアノ協奏曲第17番」を聴く

何気なく手にしたCDから、とても素晴らしい音楽が流れ出すとき、音楽愛好家の幸福を感じます。例えば、モーツァルトの「ピアノ協奏曲全集」から偶然に取り出した「第17番、第15番、第16番」のCDを通勤の車のカーステレオにセットしてモーツァルトの音楽が流…

音楽を選ぶ手がかり

あらかじめ聴きたい曲目が決まっている場合は別として、なにか曲目を選ばなければならないとき、どんなやり方をとっているのか、あらためて考えてみました。 (1) CD棚を眺めて、これはと思うものを探す (2) エアチェックしたテープやMD、録画したビデオやDVD…

急に涼しくなり、風邪ぎみに

30度を超える残暑がいきなり20度をわずかに超える程度の最高気温に変わりました。週の始めの数日は、とてもじゃないが上着が必要なほどでした。朝晩はようやく10度を上回る程度の気温となり、肌寒さを感じてしまいます。水曜日は秋らしく過ごしやすい好天と…

宮城谷昌光『新三河物語(上)』を読む

宮城谷昌光という作家は、息子が高校生の頃に教えてもらったのがきっかけで読み始めました。もっぱら『太公望』や『孟嘗君』などの中国古代を舞台にした物語に親しみましたが、近年は日本国内を舞台にした小説も手がけているようで、興味深く読んでいます。…

「紺碧」インクを生かすには中字~太めのほうがよさそう

最初はプレラ透明軸<F>で試してみた色彩雫シリーズ「紺碧」でしたが、細字では影が薄いというか、あまりよろしくない。そこでペリカンの<M>、国産万年筆なら太字相当のもので使ってみたら、濃淡も出ますし、字の太さがぴったりあてはまります。「朝顔」とはまた違</m></f>…

土橋正『文具の流儀~ロングセラーとなりえた哲学~』を読む

図書館で、土橋正著『文具の流儀~ロングセラーとなりえた哲学~』(東京書籍)を見つけ、楽しみながら読みました。ロングセラー製品38種類について、メーカーを訪ね、取材をして、その製品の背景にある歴史と開発のエピソードを、コンパクトにまとめています…

興味関心の広がりと狭まり

高校生から大学生のころは、興味関心がしだいに広がっていくのを感じました。雑多な知識の集積は、今でも役立つことがあり、馬鹿にしたものでもありません。 これに対して、最近はむしろ興味関心の狭まりを痛感します。昔は関心を寄せていたビデオカメラによ…

田部京子のピアノでシューマン「交響的練習曲」を聴く

ようやく涼しさを感じる秋の郊外路を走る通勤の音楽に、このところ取り上げていたのが、田部京子のピアノによるシューマン「交響的練習曲・子供の情景」のCD(DENON COCO-70931)でした。今から13年前の1999年の8月に、群馬県の笠懸野文化ホールで収録されたPC…

村山市の東沢バラ公園での弦楽四重奏を楽しみに

今月末、9月30日の日曜日、村山市にある東沢バラ公園で、山形弦楽四重奏団の演奏会(*1)が開かれます。およそ一時間のミニコンサートですが、この時期になると楽しみにしている演奏会(*2~*4)の一つです。園内いっぱいに咲いている秋咲きのバラを見ながら散…

ようやく涼しさを感じて

久しぶりに、たっぷりと雨が降りました。カラカラに乾いた畑の様子を思えば、できればもう少しまとまった雨がほしいところです。七月初旬から続いた干ばつで、果樹園のサクランボも水不足ですっかり弱っており、一部に枯れそうな木もあるほどです。雨がもう…

それはどのように作られたのか

身近なものほど、それがどのように作られたのかを知ると、興味深いものです。たとえば毎日食べるご飯や味噌。インディカ米とジャポニカ米の系統のそれぞれに、長い歴史があるのでしょうし、明治の「亀の尾」あるいは近年の「つや姫」の品種開発(*1)など、そ…

少ないと物足りず、多すぎると邪魔になる

筆記具というのは、いつの間にか集まってしまうもののようで、ノベルティものなども少なくなく、いつの間にこんなに増えたのだろうと驚きます。当ブログの始まりの頃は、まだヴァレンチノの油性ボールペン(パーカー互換)などを、重い書き味も「ボールペンと…

メインのコンピュータをUbuntu12.04LTSにして驚いたこと

今回のトラブルの原因を追求しているうちに、いくつかのことがわかって来ました。 (1) NVIDIA のカレントなドライバ[推奨] となっているやつを導入していると、Compiz がクラッシュするようです。それならば、以前からプロプライエタリなドライバを導入し、…

メインのLinux機をUbuntu12.04LTSに更新

しばらく何のトラブルもなく過ぎていたコンピュータですが、定期的なUpdateの他に、通知のとおりUpgradeを実施したところ、グラフィック・ドライバの能力を生かすべく、小ウィンドウの移動時にボヨヨンと震えるような効果を設定していたのが仇になり、Compiz…

ベートーヴェン「合唱幻想曲」を聴く

クラウディオ・アバド指揮ウィーン・フィルによるベートーヴェンの録音シリーズから、「合唱幻想曲」ハ短調 Op.80 を聴きました。 Wikipedia によれば、この作品は1808年に作曲されたもののようで、作曲者ベートーヴェンは38歳。この曲は、独奏ピアノと管弦…

吉村昭『空白の戦記』を読む

新潮文庫で、吉村昭著『空白の戦記』を読みました。単行本の方は、昭和45年の9月に刊行されたとありますので、実に42年前になります。当時はまだ高校生でしたので、もちろん刊行のことは記憶にありません。ですが、文庫本となった本書を手にして、ドキュメン…

小川洋子『猫を抱いて象と泳ぐ』を読む

文藝春秋社から2009年に刊行された単行本で、小川洋子著『猫を抱いて象と泳ぐ』を読みました。リトル・アリョーヒンと呼ばれる少年の生い立ちから、チェスの広大な世界で美しい棋譜を残すプレーヤーとして成長し、不慮の事故で亡くなってしまうまでの短い人…

複数の万年筆を均等に使っていくことは現実的か

筆記具は、実用の道具であるとともに、趣味性の強いものでもあります。よほど急いでいるときは別として、ものを書くときには、手近にあるものを無造作に使うとは限りません。とりわけ、万年筆の場合は、お気に入りのものを偏って使用する傾向があります。 所…

プラチナの超安価万年筆プレッピーの弱点

プラチナの「プレッピー」万年筆は、インクが乾燥しにくいスリップシール機構を持つということで興味を持ち、購入(*1)はしたものの、実はほとんど使っていませんでした。私が使っている万年筆の中で、細字の黒は他にないだけにもっと使いそうなものですが、…

菜穂子『山形ガールズ農場』を読む

上の娘が結婚する頃、高校の同級生というか同期生の菜穂子ちゃんが実家に帰って農業をやっているらしい、という話をしていました。自宅から地元の大学に通っていた娘には、都会に出て横浜の大学に通う同期生の姿が、うらやましく思っていたのでしょう。とこ…

将口泰浩『キスカ島・奇跡の撤退』を読む

八月のはじめに、酒席の時間待ちの間に書店に入り、新潮文庫の新刊の中から、将口泰浩著『キスカ島・奇跡の撤退~木村昌福中将の生涯』を購入しました。たぶん、終戦記念日を前にして、玉砕の悲劇ではなく、生還の物語に魅力を感じたのだろうと思います。そ…

ハイドンのミサ曲第11番ニ短調「ネルソン・ミサ」を聴く

ハイドンと雇用主であるエステルハージ候の関係は、たいへん興味深いものです。たとえば、弦楽四重奏曲第63番(Op.64-1)の記事(*1)で、 雇い主が、従業員が楽譜を出版し収入を得るという副業を認めていたのですから、かなり理解のある人と言えましょう。還暦…

夏の終わり~部屋の隅にオニヤンマが

日中の残暑はまだまだ厳しいものがありますが、朝晩はだいぶ涼しさを感じるようになりました。窓を開けっ放しで、タオルケット一枚で足を出して寝ていたら、筋肉が冷えてふくらはぎが痙攣してしまうほどです。これが全身になった場合が、いわゆる「金縛り」…

自家栽培の川中島白桃を食べる幸せ

私も妻も、桃が大好きです。ところがこの桃というやつは、たいへん病虫害に弱く、勤め人の週末農業ではとても太刀打ちできないものと、半ば諦めておりました。たまたま、スモモの消毒の際に、ついでに桃にも実施してみたところ、例年なら病虫害で全滅するは…

トイレ休憩時のお買い物~メモ帳と付箋

長距離を運転していると、トイレ休憩の機会が多くあります。もっぱらコンビニエンス・ストアを利用しますが、欧米式のチップとまではいかずとも、お礼になにがしかの買い物をするようにしています。先日のお買い物は、某セブンイレブンのリングノート形式の…

熱中症にもならずにすんで

やれやれ、この夏は、ホントに暑かったわ~。奥さんがときどき冷たい水をくれたからいいようなものの、あの暑さに、思わず毛皮を脱ぎたくなったもの。アタシの仲間うちにも、熱中症になったのがいたみたい。フラフラで道路を横断するんだもの、車に轢かれる…

高橋義夫『風魔山岳党』を読む

文藝春秋社から1997年に刊行された単行本で、高橋義夫著『風魔山岳党』を読みました。忍者や行者を主として描くもので、伝奇小説といってよいのでしょうか。時代としては、秀吉の小田原攻めで北条氏が滅んだ頃で、北条に仕えていた若い忍者の風祭小次郎は、…

月曜の朝の楽しみ

しばしばブルーマンデーと言われるように、月曜日の朝は、ふつう憂鬱なものです。私の場合も、時にはため息をついて出かけることもありますが、できるだけ楽しみを作って、通勤に出発するようにしています。その楽しみとは、「一週間の通勤の音楽のCDを選…

マーラー「交響曲第3番」を聴く

LPからCDになって嬉しかったのは、ベートーヴェンの「第九」が一枚に収まったことでした。曲の途中でLP面をひっくり返す手間もいらず、曲の途中で、あの素晴らしいアダージョの途中で音楽が途切れる理不尽さもなくなり、喜んだものです。 ところが、CDになっ…

晩夏の風景と秋の気配

残暑はまだまだ厳しいものがありますが、晩夏の風景の中にも秋の気配が感じられるようになりました。まず、日が短くなったと感じます。夕方六時過ぎにはもう太陽が西の山々に沈みますし、陽が落ちるとさすがに涼しさが感じられます。向日葵はすっかり下を向…