
技術評論社のWEBサイト gihyo.jp に、たいへん興味深い記事が掲載されていました。
やがて Windows10 のサポートが終了すると、全世界で大量のPCが廃棄されることになります。もちろん、Windows11 のハードウェア基準に不適合で、OS の更新ができなくなるためです。ただ、よくよく考えてみると、一私企業の都合でまだ使える(使えている)PCをみすみす廃棄するなんて、実にもったいない! 少なくとも、持続可能な生活に貢献する行為ではありません。これに対して、SUSE/openSUSE が共同で Upgrade to Freedom キャンペーンを始め、End of 10 に合流した、という内容です。
これまでのマ社の功績は大きく認めながらも、基本的に同感です。私の場合、メインPCが2016年製の hp 社の Pavillion 550-240jp/CT(16GB) です。もともとのOSのWindows10 Home を問答無用とばかりに消して Ubuntu 16.04LTS をインストールし直した Linux マシン(*1)で、途中で1度HDDを交換しましたが現在まで9年間便利に使い続けています。プレゼン用や旅行用には2013年製の Ubuntu Linux サブノートを今も使っており、個人用途としては充分に間に合っています。
(*1): 新しいパソコンにUbuntu16.04LTSを導入する
Ubuntu 16.04LTS でスタートしましたが、今は Ubuntu 24.04LTS にアップデートしております。 Ubuntu Linux のオンライン・アップデートの記事;
Windows11 から見放されたお使いのPCがあり、まだ使えるのであれば、この際データをバックアップして Linux に乗り換えてしまうというのもありなのでは、と感じます。
現実問題として、今はパソコンよりもスマートフォンやタブレットのトラフィックのほうが多くなっている時代です。ですから、マ社も Windows が儲け頭ではなくなってきており、MS-Office のオンラインでのサブスクリプションのほうが重要になってきているようですから、正直に言ってしまえば Linux が増えてもその分を Office365 等が稼いでくれれば構わないとも言えるのかもしれません。実際、Linux PC と Android(実はLinuxの一種)スマホを合算すれば、無視できない比率になってきている(*2)ようです。
(*2): ZDNET Japan に掲載された記事より;